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あらかわの歴史(江戸時代) 野菜の名産地:あらかわ 平成18年11月26日(日) |
| 荒川区が野菜の名産地と言われてもピンとこないと思います。現在は農地も農家も皆無ですのですから当然です。 しかし江戸時代荒川区は、低地で荒川(隅田川)に接するという地理的条件から、江戸の町に野菜(蔬菜)を供給する近郊農村でした。大根、慈姑(クワイ)、漬け菜、葱、茄子、トウガン、生姜、南瓜などの野菜が生産され、あらかわブランドとして、江戸市民の食卓を賑わしていました。特に日暮里の「谷中生姜」、三河島の「三河島菜」、南千住の「汐入大根」が有名でした。江戸近郊の著名な野菜を巡りながら「江戸のベジタブル散歩」に出かけましょう。。 |
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| 道灌山(武蔵百系景之内)/ 馬が日暮里の道灌山あたりで大根を運ぶ絵が描かれている |
道灌山(江戸名勝図会)/道灌山の脇に音無川が流れる。谷中生姜はこのようなところで栽培されたらしい。 | 武州千住(富岳三十六景)/ 馬の背の荷物は葱といわれる。千住やっちゃ場にでも運ぶのでしょう。 |
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| 「亀戸大根ほそ根:おたふく」(穀采弁覧所編):竹中卓郎著「三田育種場)/ | 「秋づまり大根」(東京都農林総合センター蔵)/練馬秋づまり大根などがその系統 | 「品川蕪」(成形図鑑:巻之二十一) 品川区あたりで栽培されていた蕪 |
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| 「二年子大根」(穀采弁覧所編):竹中卓郎著「三田育種場」):汐入大根(南千住)と荒木田大根町屋)は二年子大根。秋に種を蒔き春に収穫するのが名の由来 | 「滝野川人参」(東京都農林総合センター蔵)北区滝野川あたりで栽培されていた人参 | 「滝野川牛蒡」(東京都農林総合センター蔵)/北区滝野川あたりで栽培されていた牛蒡 |
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| 生姜「」(東京都農林総合センター蔵) 谷中生姜もこんな風でしたのでしょうか? |
「砂川牛蒡」(穀采弁覧所編):竹中卓郎著「三田育種場」)/砂川(立川市)で栽培されていた牛蒡 | 「砂村丸茄子」(東京都農林総合センター蔵)/砂村(江東区)で栽培されていた茄子 |
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| 「馬込白胡瓜」:「馬込半白胡瓜」(東京都農林総合センター蔵)/馬込(大田区)で栽培されていた胡瓜 | 「二年子大根」(山村/画:東京都農林総合センター蔵)/汐入や荒川区の汐入や荒木田で栽培されていた大根は二年子大根 | 「菜」(「写生帖」蔬菜図代):服部雪舟画:国立国会図書館蔵)/三河島で生産された「菜」を描いたとされる(明治18年) |
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| 「三河島菜菘」(「穀采弁覧所編):竹中卓郎著:三田育種場」)明治時代に描かれた | 「三河島菜」(近代:東京都農林総合センター蔵)/江戸時代のものとは大きく異なる | 「谷中生姜畑」(関多美氏蔵)/日暮里の関家屋敷内で栽培されていた谷中生姜畑 |
*写真は荒川区立荒川ふるさと文化館発行「あらかわとお野菜:都市とお野菜」より撮影させていただきました